一浪屋さんの備忘録。

浪人生の放浪記。

ラプラスの魔女

ラプラスの魔女」観賞。 

 

フランスの数学者であるラプラスが唱えた『ラプラスの悪魔』論。

 

もしもある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができ、かつもしもそれらのデータを解析できるだけの能力の知性が存在するとすれば、この知性にとっては、不確実なことは何もなくなり、その目には未来も(過去同様に)全て見えているであろう。

 

要するにその瞬間に起こる物理的な力を全て把握して、なおかつそれを頭の中でしっかり計算できる頭脳を持っているならそいつは過去や未来すらも予測できちゃうよって話。天才は未来すらも見えるのか。

 

映画の中ではそれができちゃう人がサイコロを手から離した瞬間に数字を当てるシーンがありました。それ見てびっくりの教授さん。ありえないという彼に研究員のおじさんがサイコロの目の6を上にして机スレスレのところで「この状態で手を離せばどうなりますか?」と教授に質問。もちろん6になりますよね。んで研究員は「ほら。普通の人間でも条件さえ揃えば予測出来るんですよ。」と。

 

色んなことが絡み合って複雑になって物事がはっきり見えないだけかもしれない。冷静になってしっかり目を凝らせば意外と答えは単純なのかも。

以前は暇を持て余して味気ない生活を送るもんだなとしょぼくれてたんですが、送ってみるとそうでもない。毎日毎日やることあって動いて歩いて勉強して。まあ無理やりでも充実させなきゃこの1年間やってられんわな。

 

この1年間はお勉強の他に料理とか体作りとかにも力入れたいですな。『せっかく』1年間社会的に彷徨う身になったんだから周りが忙しくて出来なさそうなことも上手く時間の合間をぬって身につけてこうと考えとります。

 

技術を、アビリティを身につける1年じゃ。周りは経験できない1年なのじゃ。価値ある1年にするのじゃ。

dj社長さんと伊藤さん

福岡を飛び出して全国でイベントをぶち上げて夢はドームライブなdj社長さん。

 

自らの劇団の舵を取りテーマパークアクターや2.5次元の舞台にもチャレンジして活躍している俳優の伊藤裕一さん。

 

活躍する場も違えば年齢も違う2人。一見なんの関係もないように見えますし実際なんも関係ないん彼らなんですが、どういう訳か近いタイミングで同じこと言ってたんです。

 

まず社長さん。

 

https://youtu.be/n8O3svhKLEs

 

「これだけ言ってもやろうとするやついないから!やろうと思ってもご飯食べてお風呂入って寝てしまえば次の日には忘れてるから!」

 

稲妻走るってこのことやなぁってなりました。

 

次に伊藤さん。Twitterより抜粋。

 

「俺には夢があるんだ!だから、自分に嘘はつかず、やりたいことだけやって生きていくんだ!」っていう男って、格好よく見えちゃうよね。

騙されないで。

今やりたいことをやっている人たちは、「やりたいこと」のために、たくさん我慢や悔しい想いをしてきているから。

逃げなかった人達だから。

 


挫折や我慢は決して「流されている」わけではありません。

「才能がなければスピードを身に着けろ」なんて記事があったと思います。

やりたいことだけやりたいひとは、やりたくないことをやらない。

なんにでも飛びつき、行動してきた人はそれだけやりたくないこともやったかもしれない。

 


そういう人たちをみて、「流されている」と言って行動を起こさず、あぐらをかいて自分の才能が開花する瞬間、誰かが見つけてくれるその時を待つのはナンセンスだと思う。

彼らは「流されて」などいない。激流に呑まれながらも前に進んでいるのだ。

今、そういう人たちが周りに多いこの環境。

 


まだここに来ていない、来ようとしない人に体験してほしい。

背中を見せる意味で必死に働いてきた。役者でご飯を食べるためにはこんなにも働かなければいけないんだよということを後輩に示してきた。

だけど、それを見て「そこまでやんなきゃいけないなら降ります」「やりたいことだけやります」

そういわれてしまうことが多い。

逆効果だったのかなぁと思う。

幸せは人それぞれだから、そういう生き方もありだと思う。

けど、自分の大切な人が病気になったり、けがをしたり、そんな時に食えてなかったら、バイトだけで治療費賄えるの?って考えると怖い。

高尚な考え方は結構だ。

 


でも、人生は山あり谷ありだ。

谷のことを考えて生きていかなきゃいけない。

谷に備えるなんて臆病者のすることかもしれない。

でも、ずーっと平らな道を歩くことは不可能。いくら自分が気を付けていても。

それだけは、分かって欲しといつも思っている。

 


「役者を目指しています」と言ってくれる人が多くなった。

夢を持つことは素晴らしい。表現は楽しい。役者の世界は最高だ。

だから、あなたが役者になれたなら、ずっと続けて欲しい。

死ぬまで続けるためには何が必要か、しっかり考えてほしい。

そして、僕の見た素晴らしい景色を見てほしい。

 

 

 

 

 

2人とも成功する確率が極端に低い世界に自ら飛び込み、1歩ずつ1歩ずつ成功を掴んでいる人達。絶世の美男!とか9等身!とかじゃない限り当然ながら一発目から成功なんか掴めないわけで。社長だって最初は上手くいったけど規模がデカくなるにつれて、福岡から東京に移った途端、全然上手くいかなくなって借金まみれになって。伊藤さんだって20代の頃に自分の劇団以外で大きな活躍をしてはいないはずです。

 

周りからは「そんなの成功するはずないだろう」「お前はダメだ」と嘲笑れたこともあったでしょう。

 

確かに常識的に考えればそうかもしんません。でもその常識的の「常識」ってなんだろうって思ったんです。

僕はセンター試験のリサーチでA判定を貰って不合格だったんです。いくらA判定=合格率80%といっても誰だってA判貰ったら受かったー!って思うとおもうんです。一般の試験でも「まあ70%とれば受かるから!」ってさんざん言われて70%超えとって落ちたんです。

 

だから常識はあくまで常識であって、当たり前はあくまで当たり前なんだと思うんです。常識って言葉って100%っぽいけど100%じゃないですよね。90何%はそうかもしんないけど残りの数%は『例外』として扱われるんですよね。

 

だから彼らは『例外』になれたんだと思うんです。ちょっと言い方悪いかもしれないですけどね。というかもうこの世界例外じゃないと活躍出来ないんじゃないですかね。

 

やりたいことで生きていくのは本当に大変かもしんないけど、その分無難に生きてるやつよりかは自分にとって価値あるものだと思うんです。

 

自分にとって価値ある生き方をしていきます。

 

開幕1週目

新生活始まって1週間。まず終わりました。

 

新生活といっても当然ながら浪人生活なわけで新しい学校で新しい友達を作るようなテンションにはなれないわけで。毎日池袋に行って2コマ、日によって4コマ受けて自習して帰る。学校なら話す友達がいて単語だるいだ、熟語覚えらんねぇだ愚痴ってられたけど今回は愚痴る相手がいない。いや、そもそも話す相手がほとんどいない。LINEしてくれてる友達を抜いてしまえば口を開く機会はほとんどない。今話していてくれてる人達は何気ない会話ながらホントに助かってる。友達から来るメッセージがこんなに暗い気持ちから救ってくれるか。

 

1週目でこんな感じなわけです。

 

ただ収穫もありまして。講師さんたちが熱い。まあここまで大手なところに来るとお話も上手い人達になってくるんだろうなとは思うもののやっぱり自信に溢れた人達の話には言霊じゃないけどなにかが入ってる。こもってる。そんな人達にしなくてもいい2年目を託そって思えました。

 

熱い人について行くには自分も燃えなければ🔥

新学期。

テレビや色々な場所で『新学期』という単語を目にし耳にします。こんなに聞いていて苦しい『新学期』は初めてです。みんなは華々しく明るく新生活を迎えて行きます。自分は浪人の身。やはり置いていかれてくような気分。正直言ってかなりつらいなあ。

 

浪人すると決まってから覚悟はしたもののやはり気楽に乗り越えられるようなもんではなさそうです。

 

まだ18ながら所々でつまづいて来ました。でも「はい、失敗しましたね。では最初からやり直してくださいね。」的なパターンは恐らく初めて。ゼロからの再スタートになるわけです。

 

もちろん大学に行くことが全てではないものの将来の夢というものが明確に決まっていない自分にとっては結局「無難な」道を通ってしまうわけで。無難って嫌ですねほんと。大量生産される使い捨ての安物って感じ。

 

それは嫌だ。頑張ろ。

再スタート。

お初にお目にかかります。

 

よく時代劇とか大河ドラマとかで出てくるセリフ。1度言ってみたかったんです。

 

さて、このブログのお名前の通り私は大学受験に失敗して浪人を決めた身です。これから、いや、再び受験勉強という地味で退屈な日々を過ごしていく中で自分の中で恐らく1番屈辱的な時期をあえて記録に残そうと思いました。

 

もちろん浪人は周りに誇れるようなことではありません。だから名前も隠し、ひっそりと書き留めて行きたいと思います。

 

まだこのブログの仕組みをいまいち理解しておりませんが、一般に公開された状態にしてると思います。もし誰かこのブログを見てくれる人がいるならば、本当に偶然お会いできた訳ですしぜひ見ず知らずの浪人生と少しばかりお付き合いしていただければ幸いです。

 

一浪屋

 

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